ドリアン・ロロブリジーダの結婚 ネイリストのキラさんと歩む新たな人生
ドラァグクイーンとして活動するドリアン・ロロブリジーダさん(本名:マサキ)は、2024年2月28日にネイリストのキラさんと結婚したことを発表しました。二人の結婚は、多くの人々に祝福され、日本で同性婚が法的に認められていない中での大きな一歩となりました。
3年の交際を経て選んだ結婚という道
ドリアン・ロロブリジーダさんとキラさんは、丸3年の交際期間を経て結婚を決意しました。二人はこのタイミングで婚姻届を提出し、晴れて夫婦となったことを公表しました。交際当初から支え合ってきた二人にとって、結婚は自然な流れであり、新たなスタートでもあります。
「結婚は自分には無いと思っていた」 ドリアンさんが感じた価値観の変化
ドリアンさんは、自身のX(旧ツイッター)で「ゲイとして20年以上生きてきた中で、『結婚』という選択肢は自分には無いと思っていました」と述べ、キラさんとの出会いが彼の人生観に大きな変化をもたらしたことを明かしています。長年の価値観を覆し、結婚を選択するまでの心の変遷について語り、多くの共感を集めました。
同性婚が認められていない日本での結婚の意味
日本では現在、同性婚は法的に認められていませんが、ドリアンさんとキラさんはそれでも結婚を決意しました。ドリアンさんは「我々はとても特殊なケースなのでこの選択を取ることができましたが、“結婚の自由はすべての人が持つべき”という想いは変わりません」と述べ、同性婚に対する思いも強く表明しています。
キラさんの思い 「自分の在り方と戸籍の表記を受け入れた上での選択」
キラさんもXで「同性婚ができない今の日本。これからの2人の人生を考え、自分の在り方と戸籍の表記を受け入れた上で、僕たちは入籍という選択をしました」とコメントし、二人の決断に至るまでの心情を伝えました。法的には認められていない中で、彼らがどのように現実と向き合い、決断をしたのかが伺えます。
多くの祝福と応援が寄せられた二人の結婚
ドリアンさんの結婚発表の投稿には、1.5万以上の「いいね」がつき、500近いお祝いコメントが寄せられました。ファンや友人、家族からの温かいメッセージに包まれ、二人の結婚は多くの人々にとって愛とパートナーシップの大切さを再認識させる象徴的な出来事となりました。
ドリアン・ロロブリジーダさんとキラさんの結婚は、同性婚が認められていない日本においても、愛の力と絆の強さを感じさせてくれます。彼らの決断とその背景にある思いは、多くの人に勇気と希望を与え、今後の同性婚の議論にも影響を与えることでしょう。
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